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2006年6月14日 (水)

「会社の掟」を読みました

今朝、犬の散歩のときに撮影した近所のアジサイです。

060614

色づくのはもう少し先でしょうか。

*** *** ***

ムギさんが、人生を変えた一冊として紹介している「会社の掟―知らない女性はソンしてる」を、図書館から借りて読みました。

ふむふむなるほどと思うところは沢山あったのですが、私がもっともひきつけられたところは、やっぱり『家庭と仕事の両立について』というところでした。

以下、引用させていただきます。

これは働く女性にとって普遍的な問題とされていますが、実はこのことが「女性の問題」と限定されていること自体に、私たちはもっと疑問と怒りを持つべきではないでしょうか?
 家庭とは女性だけが作っているものではありません。男性がいて初めて成り立つ場合がほとんどです。その場合、男性には「家庭と仕事の両立」が求められなくて、女性にだけ求められるということは、どうにもおかしなことではありませんか?私は女性に仕事と家庭の両立を求めるよりは、男性に同じことを求めたいと思っています。(引用おわり)

さらに、現実ではどのようになっているのか、またどうしたらいいのかなどを書いています。著者が、ワーキングマザーになった場合のとるべき道をいくつか示しているのですが、そこに、わかっていたけれどあらためてショックを受けた文章がありました。それは、夫に全面的に協力を求めるやりかたのところです。

以下引用です。

「彼にそんなことはさせられないわ!」というあなたは、おそらく思いやりに満ちた人なのでしょう。しかし、彼はあなたに対して同じように思っているでしょうか?おそらく、「彼女は女なんだし、家庭中心で仕事はできる範囲でやってくれればいい」と思っているのではないでしょうか。そうであれば、あなたのキャリアはもともと彼にとってたいしたものではないのです。あなたが仕事を続けようと辞めようと彼は一向に家事や育児に協力的にはならないでしょう。 (引用おわり)

は~。

仕事ができる女性が離婚してしまうのは、男性がたとえパートナーであっても女性を尊重できないからなのでしょうか。

私はたんなる事務職で、キャリアなどというものからは程遠いのですが、一緒に社会で戦ってきたと思ってきたパートナーがこんな考えだったと思うと、分かってはいるけれど、すごく悲しい気持ちになりました。実際にそうだと思いますからね・・・。

とはいえ、今日のニュースでこんな記事がありました。

少しは世の中も変わりつつあるのかな、なんて期待したいのですけれど、甘いかな~。

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