« もう少し静かにね | トップページ | 春は別れの季節 »

2008年3月18日 (火)

退院しました

去年の夏から入院していた姪ですが、治療が順調に進み、無事退院いたしました。

薬がよく効き、快復も早く、通常よりだいぶ早い退院となったようです。心配してくださったみなさま、ありがとうございました。

*** *** ***

通院による治療はまだまだ続くものの、退院したということで先日、実家でお祝いをした。お祝いといっても、ご馳走を作ってみんなでわいわいやっただけなのだけど。

でも、私はやっぱり心配だ。

心配なのは病気のことじゃない。
以前にもブログに書いたことがあったけど。
姉の考え方というか、子育てのしかたというかなんというか。

他の人はどう思うかわからないけれど、私には姪が満たされていない心を抱えているように見えてしかたがない。あれは、ただ我侭なわけじゃない。

息子が言った。

「○○○ちゃん(姪)はわがままだよ。だって、みんなでご飯を食べに行って、自分が行きたい店じゃないと泣くんだよ。5年生にもなって、そんなことで普通泣く?」

息子が言うようなことは日常茶飯事。

今回の退院祝いでもそうだった。

せっかく手間隙かけて作った料理をほとんど食べなかった。食べ物の好き嫌いがあって食べないわけではないのだと、私は思っている。

「これ、きらい」

「食べ慣れないものは食べないことにしてるの」

「このあいだ食べたばかりだから」

「すごく好きなわけじゃない」

正直、ムカッとくる言い方ばかりする。いつもムスッとしているし、人を小ばかにしたしゃべり方をしている。

だからいつも姪の希望を優先させる。けれどその結果、家に帰ってから姪は姉にこっぴどくしかられてしまう。姉はなぜ姪がそういう態度をとるのかわかっていない。

甘えたいときに甘えさせてあげることの大切さ。

放っておいてほしいときに放っておける、勇気。

子どもの意思を尊重する寛容さ。

そういうことを姉にわかってほしい。

子どもがどんな大人になるかは全て親次第だと言い切る姉。人の個性や考え方の違いを尊重することも大切なのでは、と私が言っても、そんなことは認められない姉。

姉は決して自分の考えを曲げない。だから途中で、「そうだった。この人には何を言ってもだめだったんだ」と、話すのをやめてしまう。

自分の考えは正しく、それと違う意見は「おかしい」「へんだ」「変わっている」と一蹴する姉。だから姉と話をしていると、変わった人やおかしな人がたくさん登場する。

世の中にはたくさんの人がいて、それぞれ違った価値観や好みがあり、何が正しいとか間違っているとか、そんなことで片付けられないことばかりだと私は思うのだけど。

人は人でいいんじゃない?

だから姉は姉の考えで生きていけばいいと思う。

だけど、姪を見ていると不憫でならない。

姉の言っていることは立派だ。だけど、行動が付いて行っていない。

母からもらった三千円のうち、二千円をゲームコーナーで使ってしまった姪。姉に馬鹿呼ばわりされていたけれど、姉みずからがゲーセンでお金と時間を費やしているのだからそれは仕方ないことだと思う。

子どもは親次第。

姉の言うことは正しいのかもしれない。

|

« もう少し静かにね | トップページ | 春は別れの季節 »

コメント

まずは姪っ子ちゃんの退院おめでとうございます!!
治療がうまくいったこと、何よりです。
長い入院生活、大変でしたよね。
それでも、通常より早い退院ですか?本当によかったです。
このまま退院後の治療もうまく行きますように。
 
けれど、kokoさんとしては喜ばしい退院も、家での
育てられ方を見るとご心配でならないのですね。
 
子どもは親次第、良くも悪くも。これはかなりの確率で
正しいのかな、やっぱり。
例えば虐待されて育った子が自分も虐待する側に回るなど…
でも、全員がそうなるわけでもないのが面白いところですね。

姪っ子ちゃんが欲しくてたまらない信頼や寛容や無条件で
甘えられるひとときを、ほんの一時でも味わえるといいですね。
そして、姪っ子ちゃんなりに色々考えて学んでいって
くれますように…


投稿: ポージィ | 2008年3月19日 (水) 11:36

ポージィさん。

ありがとうございます。
姉によると、どんな状況をも楽しもうとする姪らしく、「楽しい入院だったね」と言っていたらしいです。薬の副作用もそれほどひどくなく、院内学級もエンジョイし、楽しかったというのは本当だったかもしれません。とにかくこのまま順調に快復していってほしいです。
姉と姪のことは私もすべて見ているわけではありませんからあくまで想像の域なのですが、5年生で親に対してあの態度というのは、どうしてもおかしいと思ってしまうのです。まるっきり3、4歳児のようなのですから。
成績優秀で何事もそつなくこなし、学校でもしっかりもので通っているからこそ、そのギャップに違和感を感じてしまいます。母親との関係において幼児期を抜け出せていないという印象です。
思春期に入って母親との関係も変わってくるでしょうから、しばらく見守ってみようと思います。

投稿: koko | 2008年3月19日 (水) 22:51

退院 おめでとうございます
前へ一歩進めたことは喜ばしいことです

入院された時からkokoさんはお姉さんのことを気にされてましたよね。。
私が気になったのは

>成績優秀で何事もそつなくこなし、学校でもしっかりもので通っている

こういう子は どこかで無理をしてます
いい子でいなきゃならない
我慢しなきゃならない
周りの評価に答えよう、、などなど
その反動が家庭内の態度に表われてくることもあります
それを「信号」として気付いてやらないと
姪っ子ちゃんは もっと苦しい状況になりやしないかなと。。。
母親の存在って大きいですもんね
状況は違いますが うちの娘がそうだったので
生意気なことを言わせてもらいました

投稿: miki | 2008年3月20日 (木) 14:38

mikiさん。

ありがとうございます。

>反動が家庭内の態度に表われてくることもあります

よく耳にすることですよね。
逆に、家でいい子を装い、外で悪事(^^)を働く子もいるようですし。
姪の場合はちょっとそれらと違うような気がしています。
優等生になろうとは思っていないけれど、何でも簡単に人よりできてしまうようなのです。そしてその姿を自分の母親には見られたくないとか。そのあたりの心理はよくわからないのですが。
姪の外の顔はわかりません。けれど、姉と一緒にいるときには決して我慢するとか、譲るとか思いやるという態度がみられないのです。まるで、わざと怒られることをしているように。いえ、姉をためしているかのように。

お嬢さんのことで、mikiさんも心配されたのですね。
どんな感じだったのでしょうか。
気づいてあげることは大切なのに難しい・・・・。
姪の気持ちに寄り添ってあげてほしい。
でも姉にはできないかもしれません。

投稿: koko | 2008年3月20日 (木) 16:00

姪御さん、退院おめでとうございます。
小さな体で病気と闘って
辛いことも沢山あったでしょうに、
「楽しい入院だったね」と言えるなんて・・・。
治療はまだ続くとのことですが、きっと大丈夫ですね^^

それと・・・姪御さんは、家の中で満たされないものがあるのでしょうか。
幼児期に満たされないものが残ると、大きくなってから
赤ちゃんや幼児期をもう一度やり直すものだ・・・
と言う話を聞いたことがありますが、
それとはまた違うのでしょうか?
姪御さんの母娘の間で何かしら歯車が噛み合っていない様に思えました。
親はみんな良かれと思って育てているのですが
結果が出るのは後からですから・・・
自分にもいつも言い聞かせています。。

**

余談ですが・・・
私もいい子でいるために我慢していた時期がありました。
でもある時「それは嫌だ」と思い切って言ったことがありました。
罪悪感は残りましたけど、自分が一歩前に進んだという気持ちが湧きあがったのを
今でも鮮明に覚えています。

投稿: きおっち | 2008年3月20日 (木) 22:24

きおっちさん。

>赤ちゃんや幼児期をもう一度やり直すものだ・・・

それに近いかもしれません。
私には姉の態度がちくはぐに見えてしかたありません。
甘えたいときに甘えさせず、自立させるべきときに甘やかす。私の、「お母さんは気持ちをわかってくれているか」という質問に大泣きした姪を見れば、歯車がかみ合っていないのは一目瞭然・・・・本当に心配です。

きおっちさん、いい子でいるために我慢するのはいやだという気持ちを受け止めてもらえてよかったですね。
姪はいい子でいようと思っているのでしょうか・・・。
今は家の中だけのことですが、外でも何かしら問題行動をするようになれば、姉の態度がどうなるのか恐ろしくなります。姉が変わることはありえないので、せめて外では姉の望むような子でいることが、姪自身を守ることになると思っています。

投稿: koko | 2008年3月22日 (土) 16:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« もう少し静かにね | トップページ | 春は別れの季節 »