再読
やる気は待っていたってやっては来ない。
わかっちゃいるけど、心のどこかで期待してしまう。もしかしたら・・・って。
親というものは、自分の事は棚に上げて子どもに多くのことを期待してしまうものなのです。えてして裏切られるものなのですが。
そんな日々を悶々と過ごしていましたが、さすがにこのままではいけないと思い、ある本を読み返しています。3度目でしょうか。
「新・勉強の常識」
学校の勉強ができることが全てではない。試験で良い点を取ったって、難関校に合格したからといって必ずしも将来が保証されるわけではない。
それはわかっているけれど、今の世の中、だれもが(?)嫌がる勉強をやり、受験をくぐり抜けられない人間を歓迎してくれるところなどあるのか?というような疑問。
勉強はある意味、参加資格みたいなもの。チケットみたいなもの。行きたいところへ行くための。そう考えるわけです。
で、やる気のない息子。
どうしたらいいんだろう。
そこで上記の本を再読することに。
読むと、当たり前のことが書かれているんですけどね。なのに、やってない。親の態度を振り返ってみて、確かに、うーーーむと考えさせられる。
少しずつ、実行に移してみます。
うまくいったら報告します
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コメント
そうなんです。
勉強だけが全てではないんです。
生きていく上で大事な事は他にも沢山あるんです。
でも、勉強もさせたいのです。
努力をしてごらんと。
毎日しっかり勉強をして自分が出来るだけの事をして
試験に臨んでごらんと。
勉強なんて最初は楽しくないに決まっている。
その楽しくない事を頑張ってやったというプロセスも
子供にとっては大事な経験だと思うし、
その結果どれだけの力を出せるか・・・
そこを知って欲しい!
あ~あ・・・出るのは溜息ばかりなり。。
私も読んでみようかな・・・その本を。。
投稿: きおっち | 2009年8月10日 (月) 22:49
きおっちさん。
私たちが子どもの頃はそれほど親が口うるさく勉強しろなんて言わなかったような気がします。
放っておかれてもみんなそれなりになりましたし。
でも、昔と今では状況がまったく違うんですよね。
私たちの頃は、なんとかなるでしょう~というような空気があったわけですが、今は頑張ってもなんともならないことが多々あり。実際、頑張りたいのに頑張る機会も与えられない人たちがどれだけいることか。
今私たちは、子どもに何をさせるのがよいのかわからずにいるんですよね。で、最低限一定レベルの学力はつけてやらなければ社会という舞台に上がることもできないのではないかという恐れがある。あ、私の場合はですが。
この本、読み物としても非常におもしろいのでお勧めですよ。アマゾンで中身も見られると思います。
読むと、「あー私はダメな親を地で行ってたわ」と思ってしまいます。
投稿: koko | 2009年8月11日 (火) 12:30